フィリピンバナナの登場です。現地名はサギン。
値段は1房の価格です。花の場合は1個P10〜20です。
バナナは多年草で、3〜5年ぐらいで枯れます。ほって置いても枯れた草(と言うより太い草?)の周りには新芽が出ていますが、ある程度経った時点で伐採します。当然丁寧に栽培すればもっと早く育ちます。
上の写真は芽が出てから3〜4ヶ月のまだ実がならない状態です。8〜12ヶ月経つと花?が咲き実がなります。上から2番目の写真がバナナの花
Puso
プソです。ある程度間引かないと大きな実にならないので、間引いた花が2番目の写真だと考えて頂いてよろしいと思います。
間引いた花は、野菜としてスープの出汁や実になります。シニガンスープなどに入っています。
この写真に、2000年ごろ日本でブームになった紫色のイモ、ウベが移っています。フィリピンでは昔からウベのアイスがありました。私が知る限りでは15年前には有った。
3番目の写真右側が、フィリピン国内で良く食べられている「バナナ」
Saging Yellowです。そして写真左側が色は青いがもう既に熟している、Saging
Bunggulan
ボンゴララン種です。ザンボアンガではかなりポピュラーですが、フィリピンでもあまり見かけません。
そしてレア物は次の写真の赤いバナナです。食べ過ぎると腹を壊すのであまり食べてはいけないそうです、ちょっと渋みが強いのが特徴でしょうか?
5番めの写真が、モンキーバナナを大ぶり?にしたようなバナナ
Sulaybaguio
(だと思う)です。バナナはこんな感じになりますので、大量に実がなりますと、栄養不足で実が痩せてしまうので間引いて大きな実を作らせる訳です。
この実はまだ熟れておらず、まだ食べられません。当然もっと小さな、本当の?モンキーバナナもありますが、モンキーバナナは小さすぎて食べるところがないので私は、あまり好きではありません。
最後の写真は、調理用のバナナでSabba
サバ種、実の形が違います。調理用バナナも熟れ方により調理方法も味も違います。黄色くなったほうが当然甘味が出てきます。
簡単な調理は、皮のまま茹でて、皮を剥いて食べます。食べた感じは、バナナっぽいイモって言う感じでしょうか?
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