●食材集め

 フィリピン人が集まっている所には必ず食材屋さんがありますが、輸入物は出来るだけ新鮮な食材を求めましょう。今回紹介するのは東京・上野です。

上野から御徒町まで

 

場所
 JR上野駅を下りて、御徒町駅の方へ向かうような感じで下車します。しのばず口の出口がアメヤ横丁通称「アメ横」に一番近い出口です。
 しのばず口を出て駅前の交差点を渡りちょっと右に反れた所が、アメ横の入り口となります。
 アメ横では、フィリピン食材はおまけみたいな物で、上野から御徒町駅までの区間に生鮮食品・化粧品・衣料品・高級品が販売されている区画です。

 フィリピンの食材が売っているのは、左の図で説明しますと、アメ横の商店街に入りまして。アメ横中ほどにカッパの置物があり二又に分かれています。
 その分かれ道を進行方向左に入った所に、水産物が売っている「あらい」と「Philippines Foods」と書かれた看板が出ている場所に食材が売られています。また「あらい」には支店がありまして、「あらい」があるアメ横センタービルの地下1Fにも「同店」の食材がおかれております。

 地下1Fには、中国料理?系の食材もありますので、地下へ降りることをお勧めいたします。休憩所とトイレットも地下1Fにあります。

雨でも取材敢行
アメ横 入り口
マンゴはあまり旨くないが仕方が無い
普通のフルーツも有る
カッパの置物
カッパの置物
値段もこなれています。
調味料・ビン・缶詰

パリンキでおなじみの魚達
色々な魚

フィリピン産って訳では無さそう
貝や蟹

鳥の足だけ1Kg300円だって
チッチャロン


昔は味が解らなかったが今は解る
調理用バナナ

やっぱりチピーはチピーです
スナック類

手に入る食材
 フィリピンの食材と言っても何をもってフィリピン専用と言うか難しいところです、フィリピン国内のスーパーマーケットへ行けば、中国産の缶詰や中国料理?用の食材らしきものが沢山有ります。そんな訳でフィリピン料理を作る上で有ったほうが良い食材と言う事で紹介します。

調味料
 フィリピンらしい調味料と言えばやはり「パティス」ではないでしょうか?説明しますと酢?と言うか魚くさい酢?でしょうか?ナンプラーとはまた違うものです。

 また、トーユというか醤油ですねぇフィリピンでも世界の「キッコーマン」は手に入りますが、やはり通?は「シルバースワン」(ブランド名)では無いでしょうか、「シルバースワン」にも色々と種類がありまして、ヤタラ魚くさい物からかなり「キッコーマン」に近いものまで・・・・一番キッコーマンに近い醤油は弁当等に入っている、醤油に近い味わい?があります。まぁ「シルバースワン」を使うとフィリピン味になります。

 「味の素」フィリピン料理と言えば味の素は欠かせません、私はあまり使いませんけどいれたほうがフィリピン味です。フィリピンでは「ハイミー」なんかも手に入ります。

 酢の「スカ」(ちょっと発音が違うがゲロって言う意味もある)、これって作った事があるんですけど、ココナッツの液と何かを混ぜて日陰で寝かせて置くと、チュバって言うココナッツ酒になるのです。この酒を作ろうとして、ちょっと寝かせすぎたら、酢になってしまいました。まぁココナッツから作った酢なら良いのですが、「酢酸」じゃないかって言うほど強力な酢もあります。酢酸みたいな酢で魚を絞めたら一発でバクテリアなんてパタイ(死んだ)ですね・・

 あと「バゴーン」って言うオキアミの塩辛みたいな物も調味料?としても使われますが、バゴーンは好き嫌いがあると言うか、バゴーンにも色々ありまして、私も好きな物とあまり好きじゃないものがあります。直接ご飯や茹でバナナに付けて食べたりもします。

乾き物や保存食品
 ブラット(しょっぱい魚)、魚の日干しです。一番好きなのがラプラプの干物ですけど、小あじやその他の魚の干し物があります。いま日本ではもう無い塩辛さです。義理の姉が現地で、乾し魚を作っていまして、現地にいると持ってきてくれるのですが、お金取るんだよね・・・普通タダだろって?
 あぁ食べ方は焼くのでは無く、揚げるんです。

 「トシノ」や「チョリゾー」、ウインナーみたいな物です。トシノより私はチョリゾーの方が好きですけど、防腐剤を使わないチョリゾーは売っていないのでは無いでしょうか?

 「ビーフン」や「スタ(ン)ホン」、ビーフンは米粉のソバですよね、じゃぁスタ(ン んを小さく発音)ホンは何って聞かれるとこまりますが、ビーフンのもっと細身の物で春雨の硬いようなものです。

魚貝類
 「バゴス」「ティラピア」「ラプラプ」「」マナガツオ」(フィリピン名調べておきます)は常時入手可能です。値段もとってもリーズナブルで、左から5、4、2、3匹入りで1000円です。大きさと時期によって多少変わるかもしれませんが、冷凍物です。バゴスなんて1匹200円ですよ、鮭の切り身並の値段です。

 「アリマゴ」(蟹)「マティガイ」(フィリピン名調べておきます)や「ムール」(同)なども時常時入手可能です。

果物や菓子
 調理用バナナやドリアンも手にはいります。お菓子も有名所は手に入るようです。 ジーナってそれなりに知れたマンゴジュースも売っています。

 殆どの食材が、アメ横で手に入る筈です、バロットなんかも売っていまして、一応バロットの味がしましたが、やっぱりバロットは熱熱じゃないと怖い?よね・・・・
 とりあえず、買うときには出来る限り新鮮なものを購入してください。

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